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ブランドの揺るぎないコンセプトはホームページがなければ生まれなかった

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お客様の声

ブランドの揺るぎないコンセプトはホームページがなければ生まれなかった


株式会社アラキエンジニアリング
代表取締役 荒木弥 様
https://www.taflink.jp/

生活様式や働き方など大きく変化している今、「難しい時代だからこそ覚悟を決めて、生き残るための改革・進化をしなければならない」との信念を胸に、ものづくりのまち浜松の未来を担う一つのプロジェクトが、大きな決断をしました。

NC木工加工機の製造を得意とする東洋鐵工所さん、産業用ロボットの導入コンサルティングを行うアラキエンジニアリングさん、アルミダイカスト部品のバリ取り職人集団の藤本工業さんの3社は、2015年からタッグを組み、バリ取りSierの3社連携プロジェクトを立ち上げ、6軸バリ取りロボットの開発・製造を手掛けてきました。
そして2020年2月、「ロボットによる世界No. 1のバリ取り問題解決チーム」を新たな目標に、しっかりとブランド化することで知名度と信頼度を獲得していこうと、『TAFLINK』のブランド名を掲げ、未来への飛躍の一歩を踏み出しました。

『TAFLINK』というブランド名は、〝創造〟の東洋鐵鋼所さん『T』、〝教育〟のアラキエンジニアリングさん『A』、 〝職人〟の藤本工業さん『F』の頭文字と、連携を意味する『LINK』を合わせたものです。

プロジェクトのブランド化にあたって信用度・認知度向上の重要案件として筆頭に挙げたのは、ホームページでした。制作は浜松商工会議所のホームページ制作ツール『ウェブサポ』が採用され、2月のブランド立ち上げ準備と、ホームページ開設が同時進行で進められました。

およそ2ヶ月間、毎日のようにミーティングを重ねてコンセプトを練ったという、3社の並々ならぬ情熱は、ホームページに『TAFLINK』の命運をかけたと言っても過言ではないものでした。その熱い想いや、ホームページ開設の意義・効果などを、『TAFLINK』の智を担う、株式会社アラキエンジニアリング代表取締役の荒木さんにうかがいました。

株式会社アラキエンジニアリング 代表取締役 荒木弥 様

改めて、『TAFLINK』さんのホームページに『ウェブサポ』を選んでいただいた理由をお聞かせいただけますか?

藤本工業も、そして私たちを繋いでくれた古田工業さんも、浜松商工会議所さんの『ウェブサポ』でホームページを作成していました。デザイン、コンテンツ構成、システム、そしてSEO対策などマーケティングに対してもしっかり対応していると感じたことが、まず第一。
そして、チームのホームページには統一感があった方が良いと思ったので、良いホームページを作る会社が身近にあるのだからと、『ウェブサポ』にお願いしようとなりました。



株式会社アラキエンジニアリング 代表取締役 荒木弥 様


『TAFLINK』さんのホームページ開設は、荒木さんの強い提案があったそうですね。

3社連携プロジェクトでは名前が弱い、知名度・信用度を上げるために、プロジェクトをブランド化することにしたわけです。
そのために、ホームページは絶対に欠かせないものだと思っていました。それは、すでに良いホームページを持っている、東洋鐵工所も藤本工業も同じ思いでした。しかし、厳しい世の中での先行投資は、金額の大少に関わらず躊躇するもの。それでも、難しい時期だからこそ先行投資が必要だと、ホームページは先行投資するに値するものだと、コンサルタントとしての目線でプレゼンをしました。

お互い本業を持ちながら、知恵や資金や人材を持ち寄ってという、物理的なものは決して豊潤ではない状況でのブランド化という新たなチャレンジ。
自分たちの仕事に対する情熱とプライドとチャレンジ精神、そして『TAFLINK』が必ずブランドとして確立するという確信が、さまざまな躊躇を打ち消したのだと思います。「覚悟を決めて動こう!」「ホームページにかけよう!」という強い気持ちで、一致団結しました。
中小企業の良い点は、トップが情熱と確信を持って「やる!」と言えば、物事が動くところ。 必ずしもトップダウンが悪いとは私は思いません。


『TAFLINK』さんのチーム力と情熱は、いつも感銘と刺激を受けていました。

定期的に会議をして意見交換・情報共有・ブラッシュアップを積み重ねていくことは、チーム力や思考力、技術の向上に必ず繋がり、『TAFLINK』の底力になっていきます。 これからの時代、企業の淘汰は必然です。この流れは止められないと思います。 そんな中で生き残っていく企業は、きちんとしたコンセプト・技術力・位置付けを持っている会社だと断言できます。だからこそ、ブランド化にあたってブレないコンセプトが最も重要で、それを伝えるための手段であるホームページは最も重要なコンテンツだと位置づけたんです。



ミーティングの様子
ミーティングの様子
ミーティングの様子


コンセプトを練るミーティングにも参加し、非常に深く関わらせていただいた『TAFLINK』さんのホームページ制作は、改めて勉強になった部分が多くありました。

コンセプトを固めることに妥協しないという姿勢でした。週一回ミーティングを重ねながらコンセプトを練り、ホームページのたたき台を作るのに2ヶ月。本当に濃密な時間でした。あれだけ情熱をかけたのだから、必ず『TAFLINK』のブランド化は成功すると感じましたし、良いホームページができると思いました。 あとは、『ウェブサポ』さんのノウハウでより良い方向にまとめ・仕上げてくれればと(笑)。

私たちも『ウェブサポ』さんとの仕事は、写真撮影一つすら妥協しない姿勢など、とても勉強になりましたよ。 どんな絵で何を撮るのかあらかじめ提案いただき、写真撮影が1日ですべて終わったスムーズなディレクション力には感動すら覚えました。良い絵を撮るために、現場ではいろんなもの片付けるなど準備に時間をかけましたが、写真の出来映えを見て、良いものを作るためにはこちらの協力も不可欠だと知りました。



株式会社アラキエンジニアリング 代表取締役 荒木弥 様
バリ取り


パッと見て、一目で伝えるために写真も非常に重要だと、私たちは考えています。

写真の重要さは、ホームページ制作の前に『ウェブサポ』さんに制作を依頼した、ビジネスマッチングフェア用のポスターの写真で実感していました。 『TAFLINK』が伝えたいロボットのイメージは、製品写真ではなく、今にも動きそうな臨場感。 4枚ある写真のうち2枚は製品写真なのですが、写真から受ける印象がまったく違うことが分かりますよね。 私たちの意思で撮影した写真には『TAFLINK』の情熱が感じられる。 何を伝えたいかで写真の撮り方を変えることはとても重要だと、ビジュアルを二の次にしてはダメだと、この写真を見て理解していただけるのではないでしょうか。



ビジネスマッチングフェア用のポスター


良い写真を撮るためには、コンセプトがブレないことも重要です。『TAFLINK』さんはコンセプトがしっかりしていたので、写真撮影の内容も意思が一致してスムーズに行えました。

『TAFLINK』が目指しているのは、「ロボットによる世界No. 1のバリ取り問題解決チーム」。 浜松一でも、日本一でも、アジア一でもない、世界一です。 なぜ世界一かと言えば、一番上目指さなければ必ず甘えや妥協が生まれ、2位も3位も、それ以下すら取れないからです。 トップを目指すからこそそこに行くためにどうしたら良いかを考える、トップを目指すのためのことに常に考えるから思考力・行動力なども高まっていく。目標達成のために同じベクトルで動くことが大切であり、そのためにブレないコンセプトが重要になってくるのです。



バリ取りロボット
バリ取りロボット


ホームページ制作の際も、構成がブレることなくスムーズでした。

「世界No. 1のバリ取り問題解決チーム」として、バリ取り問題を解決したい会社や『TAFLINK』に賛同してくれる会社に向けて発信していくことを、ホームページの役割としました。 そして、何をやってくれる会社・チームなのか、ブレずにコンセプトが伝わることを最重視しました。 「バリ取りって何?」という初歩的な疑問から、「バリ取りの総合病院」「ここに来たらバリ取り問題が解決するプロがいる」「ロボットありきではない」などが、ホームページを見て感じられるものにしたい。 そして「バリ取りなら『TAFLINK』」「『TAFLINK』に頼めば問題解決してくれる」となるように。ホームページは、本当に私たちにとって非常に重要で、これからの時代もっとそうなっていく、ホームページのあり方で『TAFLINK』ブランド力が試される、そう思っています。


ホームページ制作の過程で苦労した点などはありますか?

作っている過程のことは、苦労とは思いませんでしたね。もちろん大変でしたがワクワク感の方が大きかったように思います。 それでも、そうですね、『TAFLINK』を立ち上げてから、業界紙などに執筆を依頼されることが多くなったのですが、文章で表現することがとても難しいものだと思いました。でも、ホームページを作らなかったら文章は書けていなかったと思います。
今も文章を書くのには苦労していますが、書くためにより深く考えるようになったり、以前書いた文章を読み返してそのときの思考を思い出したりして、今の自分に刺激を与えたりチャレンジへの原動力になるので、文章を書くのは非常に良いことだなと。
それに、ホームページに誘導する手段として、業界新聞などの媒体に文章を掲載することは、非常に有効だとも感じています。広告や取材、寄稿など形はいろいろありますが、知名度アップのために、ホームページでの宣伝広告以外の方法も平行しておこなうことで、相乗効果は抜群です。



冊子
新聞


今後のホームページの運用についてはどのようにお考えですか?

もっと動画を入れたいと思っていますし、SNSとの連携もしていきたいです。 スマホですぐに、気軽に見てもらえるコンテンツ作りが、今の世の中では絶対に必要ですから。 あとは、3〜5年でリニューアルが必要ですから、世の流れを検証しながら考えていかなければと思っています。

時代の流れがとにかく早いので、コンセプトも変わってくるかもしれません。 今回ホームページを作るためにみんなで考え、考えがまとまり、コンセプトが固まりました。 ホームページ開設で、目に見えない想像以上の相乗効果があったと思っているので、リニューアルとなったときは、再度額を集めて、熱い議論を交わしたいと思います(笑)。



荒木さんが思い描く未来は、どんなものでしょうか。

『TAFLINK』は、町工場がすごく生き生きと、プライドを持って仕事しているチームです。 そういう活力のある中小企業を増やし、競合ではなく〝共合〟して成長していくお手伝いを、『TAFLINK』を通してできればと思っています。
そうなるように人材育成もしていき、ワクワクしながら働ける環境づくりをして、浜松に就職したいと思う若者が増えていくようになればと思います。ワクワクする仕事だから考えてやる、考えたことを実現するという働き方にかえていくことで、生産性がアップします。浜松って普通に町工場でロボットを使っているんです。
人とロボットが共存している町にして、ものづくりのまち浜松を活性化・再生することも、『TAFLINK』の使命であり、願いです。



TAFLINK