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ホームページをきちんと整えることが信用につながる。

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お客様の声

ホームページをきちんと整えることが信用につながる。


社会福祉法人 井友会 介護老人福祉施設 まほら舞阪
施設長 原野 俊郎 様
事務スタッフ 山田 真里

www.seiyuu-kai.com/mahora

浜名湖・今切口の湖畔に佇む、介護老人福祉施設 まほら舞阪さん。
特別養護老人ホームとショートステイ、2つのサービスを提供する、
介護老人福祉施設です。
雄大な浜名湖のゆったり流れる時間を享受しながら、
家族のように寄り添い、自宅のようにくつろげる、時間と空間を用意。
入居者さまとご利用者さまの生活スタイルに合わせて、
生活全般のお世話・介護サービスを提供しています。
皆さんが笑顔で安心した日々を送り、
スタッフも生き生きと働ける、アットホームな環境が好評です。

ホームページ開設のきっかけは、
社会福祉法人の財務情報の公開性を義務づける、法改正によるもの。
必要に迫られてという形でしたが、セミナーに参加されました。

まほら舞阪さんは、グループ内でも積極的にホームページに関わり、
院内便り『まほら通信』をPDFに変換して、ホームページにアップしています。
プライバシーの関係もあり、ホームページを活用するというところまで、
なかなか持っていけないのが現状ですが、
「ホームページをしっかり作っていること。そして、何かしら定期的に更新していることが、信用につながると考えています」
まほら舞阪さんのお仕事現場を拝見しながら、ホームページのことをうかがいました。

代表写真

ホームページ開設の経緯は、国からの義務付けという形でしたが、まほら舞阪さんは定期的な更新を継続していて、活用の努力をされていますね。

<原野>運用するところまで持っていけない実情であるのが残念ですが、公開しっぱなしで変わらないホームページでは意味がない、できる範囲でもいいから運用して行こうと。ホームページを開設してからずっと、月1回発行している院内便りの『まほら通信』をPDFにしてアップする更新作業を続けています。

ホームページの更新は、スタッフの山田さんが行っていますが、更新作業には慣れましたか?

<山田>ずっと経理の仕事に携わってきたので、パソコン操作には慣れていました。けれど、使うソフトはまったく違うし、ITのこともまったく分からないし、最初は少し不安もありました。けれど、「ウェブサポ」のセミナーに参加したとき「私でもできそうかな」と。実際に作業してみたら、パワーポイントを操作するのと同じ感覚でできたので、感想としては「簡単にできる!」です。MPさんのサポートも細かく、丁寧で分かりやすかったというのも、もちろんありますが、すぐに更新作業のルーティーンができて、今では、サクサクです。「もっと、ホームページでできることがあるんじゃないか?」と、さらなる運用法を提案したいと思っているくらいです(笑)。

 『まほら通信』は紙媒体で、院内掲示が主だとうかがっています。これをホームページという公の場で掲載する際、どんなことに配慮したのでしょうか。

<山田>確かに、プライバシーの観点で懸念もありました。特別介護老人ホームの入居者さまやデイサービスの利用者さま、そのご家族は、パソコン、スマホよりも、紙ベースでの発行物を閲覧する方が多いですし、院内便りは関係者へのお知らせなので、対外的に掲出することはありませんでした。ですから、ホームページで公開するにあたって、顔が分からないように加工するなど、プライバシーに十分配慮して掲載する形にしました。

ホームページに掲載するようになって、周りからの反応など、変わったことはありますか。

<山田>特に大きな反応があったり、直接何か感じたりということはないです。が、2ヶ月に1度MPさんからいただく、アクセス解析レポートで、遠方の方が定期的に閲覧していることが分かっています。想像ですが、遠方にいらっしゃる入居者さまのご親族が、見ていらっしゃるのではないかと。もしそうであれば、ホームページ更新の効果が、一つできたということで、うれしいですね。

<原野>ホームページ更新の効果という点で言うと、あともう一つ。毎月更新していることで、閲覧した方に「新しい情報が更新されている」「ホームページの情報が古い情報のままではではない」ことを察してもらえているのでは、と思っています。



更新頻度だけでなく、定期的に長く更新を続けていることでも、検索エンジンでヒットするランクを上げていくことができます。地道に更新を続けることも、実はとても大切です。

<原野>ホームページの役割の一つに、効果的な宣伝広告であることが挙げられると思います。ただし、私どもの場合は、ホームページ開設の理由が能動的なものではありませんでしたし、福祉業界的にも、ホームページでの宣伝効果ということに対して、積極的ではないような気がします。やはりプライバシーの問題などが大きいのかもしれません。そういった中でも、求人という点では少し反応が見られるような気がします。

ホームページにアップされている『まほら通信』を見て、院内の雰囲気を知り、働いてみたいと思ってもらえるのでしょうか。分析はしていないので、あくまでも希望的観測ですが。

意図していなかったところで効果を感じられる。ホームページでは、意外とそういった感想が多く聞かれます。

<原野>求人に関してはどの媒体に掲載しても反応が薄いので、どうしたものかと悩んでいます。けれど、そうですね、自社のホームページで求人広告の効果が期待できるならば、そちらにも目を向けた更新方法を考えてもいいかもしれませんね。で、あるならば、ホームページをきちんと整えることはとても大事なことだったのだと、後付けですが、そう思います。

しっかりした会社であると感じていただけますし、入所ご希望のご家族や、就活をしている方に、安心感と信頼感を持ってもらえます。さらに、きちんと更新されていることで、さらにきちんとしている会社だというイメージが植えつけられるのでないでしょうか。もっとホームページを活用して、効果が出ていることを実感できるようになると、うれしいですね。


求人などにも目を向けて、『まほら通信』の編集内容も、工夫してみるといいかもしれませんね。それから、まほら舞阪さんの魅力を多角的に紹介するページなどがあってもいいかもしれません。

<山田>主な入所者さま・利用者さまは、浜松市西区や湖西市の近隣地区が多いのですが、「浜名湖が好き」「お在所が浜名湖にあるから」という方もいらっしゃいます。浜名湖の雰囲気とアットホームな雰囲気をミックスさせた、まほら舞阪だけの特徴をうまく出せたらと思いました。

福祉業界のことは、身近にお世話になる者がいないと、なかなか分からないのではないかと感じます。将来のために、もっと気軽に知りたいと考えている方も多いと思います。まほら舞坂さんのことを、教えていただけますか。

<山田>特別養護老人ホームとショートステイ、2つのサービスを提供しています。基本的に、家庭で必要とされるお世話全般をお手伝いしますから、家族のような関係性をいかに作れるか、というのがとても重要です。相性もあるかもしれませんが、力仕事ではなく、気づいてあげること、心遣いが大切ではないかと思うので、アットホームということは常に意識しています。

また、特別養護老人ホームは、お看取りもお引き受けしています。病院とは違う環境づくりをしていますから、ご家族と一緒に、家族の一員という気持ちで一緒にお送りさせていただきたいと。本当に、お医者さまとは違った立ち位置で、寄り添い、お世話する。それが私たちの仕事です。


介護の現場は、なかなか過酷な労働環境で、働き手不足だと、よく耳にしますが。

<山田>まほら舞阪のスタッフは皆、明るくて、若々しくて、生き生きしていますね。それを見ていると、過酷という言葉は上位には出てきませんね。70歳のベテランもいますよ。もちろん、バリバリの現役です(笑)。この業界、定年とかいう言葉は関係ないと感じます。

力仕事だとか、体力勝負だとか言われていますけど、むしろそれよりも、人生の経験者、いろいろ知っている人が向いているし、求められる人材かなと思います。40〜50歳くらいの方はもちろん、60代の方がセカンドキャリアとして働くという選択もありなんじゃないかと。ただこれはあくまでも、まほら舞阪で働くスタッフといつも接している私の主観ですけど。




まほら舞阪さんのスタッフの方が生き生き働いていらっしゃるから、施設の雰囲気も明るくなって、アットホームになるのでしょうね。

<山田>入所者さまや利用者さまに、穏やかで健やかに過ごしていただくだけでなく、楽しく過ごしていただく環境づくりもしています。例えば、四季をいつも感じていただけるように、季節の行事やイベントに合わせ、クリスマスケーキ、恵方巻き、七草粥などを献立に加えたり、二十四節季に合わせ、柚子湯、菖蒲湯などのお風呂をご用意したり。また日常では、ボランティアさんの力を借りて、書、写真、カラオケなどの教室も開催しています。このような催しは、感情に刺激を与え、脳の活性化にもなるので、とても良いと思います。

とても楽しそうなイベント風景が目に浮かびます。

<山田>楽しいですよ(笑)。一番人気は、ケーキバイキングですね。たくさん食べられない入居者さまのために、できるだけいろいろ食べられるように、小さいサイズで種類を多くしています。ご家族も参加OKなので、目でも楽しめるおもちゃのようなケーキは、お孫さまやひ孫さまなどにも大好評です。

そういった笑顔を見て、はしゃぐ声を聞いて、入居者さまやご家族も笑顔で、いつもよりトーンの高い声の笑い声が響きます。とても明るく楽しい雰囲気になって見ていて微笑ましいから、私たちもいつもより楽しくなってしまうんです。ご家族が「自分の親はこんなことをしたら喜ぶ」と思っていることを汲み取って、実現できるように考えています。


介護の現場、少しだけ垣間見ることができて、今後の参考になりました!あまり難しく考えなくてもいいのかなと、思いました。

<原野>最近では、介護講座などに招かれ、介護のことを広く知ってもらう努力もしています。これが入り口になって、介護は他人事ではなく生活の一部として身近にあること、サポートする場が多くあることなどを知っていただければと思っています。24時間安心して大切なご家族を預けていただけるように、介護のことをいろいろな方に知っていただく機会を、これからも大切にして行きたいです。これも、ホームページで情報公開するのと同様、開かれた社会法人としての義務であると感じています。

これからもコツコツ、更新を続けていってください。

<山田>はい。できればもっと、ホームページを活用したいので、少しずつアピールして実現していきたいです。
まほら舞阪を知っていただく小ネタは、いっぱいあると思うんです。例えば、看板が出ていないのは「家なのだから表札だけでOK。家には看板はないよね」という、アットホームな施設ならではの理由があるのだとか。看板を出すことも宣伝になるのにとも思いますが、そういうちょっとした想いのようなことも、知ってもらえたらいいなと思います。


最後にまたちょっと心がほっこりしました。取材のご協力、ありがとうございました。