ホームページで信用を得ることは非常に重要だと考えています。
更新頻度で誠実な仕事をしてくれるか評価される、大切な営業ツールです。
株式会社アセットクローバー(不動産業)
代表取締役 竹村 謙一 様
http://www.assetclover.com
不動産関係の会社でその道のエキスパートとして活躍し、独立。
ゼロからの顧客獲得であったにもかかわらず、
初年度から黒字スタートで 現在も着々と
実績と信頼を積み上げているアセットクローバーさん。
「お客様に心を尽くす」という企業理念の下、 物件の売買をはじめ、
所有不動産の資産運用、固定資産の管理・流動化、 相続計画、
事業戦略支援など、『不動産コンシェルジュ』として
竹村さんご自身が営業マンとなり、日々、お客さまと向き合っています。
ホームページは大事な営業ツールと位置づけ、
さらなる活用を目的に3年前、10周年を機にホームページをリニューアル。
非常に更新頻度が高く、ホームページをしっかり活用されています。
広告塔である自分の言動一つが会社のイメージにつながると語る竹村さんの
ホームページ活用術をうかがいました。
開業当初からホームページを開設していましたが、当時とリニューアル後とで、
ホームページの重要性のについてどういった意識の変化がありましたか?
不動産業界はさまざまな物件紹介サイトがあり、お客さまはそこから個々の会社のホームページを閲覧していくという流れがありました。
しっかりしたホームページを持つことは、お客さまへの信用にもつながりますから、ホームページは大切な営業ツールであるという認識はしていました。
また、私どもの会社は路面店ではなくマンションの一室に事務所を構えていましたので、通りすがりに見て来店する方向での集客力はなく、ホームページで知っていただくことは、大事な宣伝ツールであるとも考えていました。
ですが10年経って、次代の流れというものもありましたし、もっとホームページを運用・活用する必要があると考え、リニューアルすることにしました。
このときの大きな目標は、更新頻度のアップ。
私たちが扱う不動産という商品は、取引額が高額です。必ずお客さまはホームページを見にきますし、ここで信用をいただくことが最初の一歩。事業実績やブログなどをこまめに更新することが大切だと思いました。
リニューアルにあたって、浜松商工会議所の「ウェブサポ」をお選びいただいた理由は何でしたか?
ホームページのリニューアルにあたって、商工会議所の「小規模事業者持続化補助金(ミラサポ)」を活用しようと考えていました。
当時、私は商工会議所の青年部に所属しており、そこでMPの社長さんと知り合ったことが一つのきっかけです。
もちろん、いろいろな方に相談して、ご意見もうかがっていましたが、更新頻度を上げることを大きなテーマにしていたので、自分たちの手で簡単に、管理・運用・更新できる「ウェブサポ」のシステムは非常に魅力的でした。
また、MPさんが手掛けてきたホームページは、デザインもシンプルでやわらかいイメージのものが多かったことも、響きました。
あとは、社長さんはじめ、スタッフの方の人柄にも好感が持て、仕事に対する考え方にも共感できたことも、最終的な決め手になったと思います。
ありがとうございます。
更新頻度を上げることを一番の目的としてのリニューアル。
なぜ、更新頻度を高めることが重要だと考えているのか、もう少し詳しくお聞かせください。
ホームページできちんと業務内容を伝えることは、当たり前のこと。
ですが、せっかく良いホームページをつくっても、開設当初のままの情報だったり、更新があまりなされていないのでは、信用という点ではマイナスにしかなりません。
きちんと更新やメンテナンスをすることで、細かなことでもしっかりと対応してくれるという姿勢が伝わることにより、会社に対する安心感につながると思うのです。
私たちの仕事は信用を売る仕事ですから、ここを絶対におろそかにしてはいけないと。何と言っても、ホームページは重要な営業ツールですから。
まずはホームページで事業実績をしっかり伝えること、営業マンである私の人となりを知っていただくことが、信用の第一歩。
そこから実際にお会いして、信頼を得ていただく。次のステップに進むために、ホームページで信用を得ることは非常に重要だと考えています。
非常に更新頻度が高く、特にブログの更新は本当にマメに行って、
ホームページとの連動もうまくいっていますよね。どのような効果がありますか。
まずブログでの狙いは、営業マンである私が会社のイメージに直結するということが背景にあります。
私が広告塔になって自分を売ることが重要だなと。
ですから、自分の人となりを知っていただくことが最短ではないかと考えたわけです。
仕事の話から趣味の話までほぼまんべんなくブログに綴っています。
仕事への姿勢だけでなく、自分のパーソナルを知っていただくことで、さまざまな方向から親近感を抱いていただくことができると思います。
それに、社長が広告塔であることは今の世の中、結構あたり前であったりしますし、セルフプロデュース力がある人は魅力的に映りますよね?不動産業は特に信頼関係、人と人とのつながりが最も重要ですから、自分という人を知っていただくことは大切なんです。
実際、趣味の方面からつながったり、いろいろな場面でブログを見ていただいている方からお声掛けいただいたり、ご縁が広がっているように感じます。
ホームページのほかにも、活用されているツールはありますか。
季節ごとのごあいさつを兼ねたDMですね。
年4回、春・暑中見舞い・秋・クリスマスカードを、顧客さまや名刺交換させていただいた方々、お世話になった方々、友人・知人などに送っています。
暑中見舞いと秋のカードには、自分で撮った沖縄の海の写真を必ず使うことにしています。
お一人ずつ、すべて手書きで一言添えるようにしているのですが、今年は800枚ほどにまでなっていて、実は結構大変です(笑)
けれど、手書きの一言が何よりも大切だと思っているので、続けています。もちろん、心を込めて丁寧に書くことが大事。
雑に書いた文字ときれいではない文字は絶対に見た目が違いますし、相手に伝わってしまうと思うので。
それから、きれいな写真にこだわっているのにも意味があります。
きれいな写真なら、デスクに飾っていただけたり、ボードにはっていただけたりなど、目につくところ置いていただける。
そして、何か困ったときに「アセットクローバーに相談しよう」と思い出していただけたら良いなと思います。
不動産業界は暗いイメージが、まだまだあると思うんです。
そこを私のブログやDM、そしてキャラクターで少しでも明るいイメージに変えていきたい。
そうして業界全体がもっと明るく親しみやすい、何でも相談にのってもらえると感じていただけたら、うれしいですね。
竹村さんのキャラクターと言えば、真っ先にダイビングというイメージが浮かびます。
プライベートの存在は、どのようなものですか。
40歳まで、まさに「仕事が趣味」というようなライフスタイルでした。
けれどそれだけではやはり行き詰まる。
仕事仲間に誘われて、ダイビングの免許を取得してから、自分でも考えていなかった以上にハマりました(笑)
今では、年に数回、ダイビングを楽しんでいます。
中でも、毎年春に商工会議所で知り合ったメンバーとつくった『美ら海会』での沖縄ダイビングは、大きな楽しみの一つ。
仲間と同じ時間を共有するのは本当に楽しい。
それにプライベートで人とのつながりを続けていくことは、ビジネスチャンスを広げるきっかけも、つくっててくれていると思います。
もちろんそれだけでなく、完全オフにできる趣味を持っていることが、こんなにもリフレッシュできるのだと実感できたことも、私にとっては意義があることでした。
沖縄時間の中、ダイビングをしてリフレッシュする。プライベートの充実は、確実にビジネスの充実にもつながっています。
最後になりますが、これからホームページを開設したい、
もっと有効に運用したいと考えている事業主の皆さんへのアドバイスを。
まずホームページ開設にあたって一番重要なことは、身の丈にあったものをつくることだと思います。
実体を伴っていないない表現は、お客さまが必ず見抜きます。
ホームページの先にあるお客さまの目を真摯に受け止め、誠実に表現する。そのベースがあって、更新作業が活きてくる。
きちんとした更新やメンテナンスをすることで、細かなことでもしっかりと対応してくれるという姿勢が伝わることにより、会社に対する安心感につながります。信用を勝ち取る第一歩ができてこそ、有効な運用ができるのだと思います。
それから、更新作業を滞らせない秘訣の一つに、MPさんの「無料操作セミナー」があります。
ホームページの更新やメンテナンス作業に必要な操作方法を分かるまで、丁寧に教えてもらえます。
私も社員が入社したり、ホームページの担当者が変わったりしたとき、必ず活用しています。
「無料操作セミナー」を活用する狙いは二つあります。
一つは、更新・メンテナンスが、エクセルやパワーポイントを使うような、気軽な気持ちでできると知ってもらうこと。
もう一つは、ホームページの管理は自分の仕事だと受け止めてもらい、積極的に関わろうと思ってもらえること。
MPさんのサポートはとても細やかで、更新・メンテナンスを自社で、安価にホームページを有効に運用したいと思っている経営者の方には、おすすめだと思います。
最後にもう一つ、ホームページの重要性を知ってもらうことは、人材育成にもつながると思います。
私たち『アセットクローバー』の企業理念は「お客さまに心を尽くす」です。
経営の中で最も大切なことは〝器″ではなく〝人″です。
社長はじめ経営陣だけでなく社員も、ホームページの先にあるお客さまに対しても、人として誠実であることが大切だと知ってもらいたいと思います。そうすれば、ホームページが開店休業状態になることはなく、更新もメンテナンスもマメに、誠実に続けていけると思います。