- 課題 Issue
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- コロナ禍による業績悪化と新規開拓の停滞:主力事業が打撃を受ける中、二代目として業績回復のための打開策と、新たな販路を求めていた。
- 「作っただけ」のサイトからの脱却:以前のサイトは既存データの流用で更新も止まっており、自社の強みを正しく発信できていなかった。
- ブランディングの欠如:同業他社との差別化を図るための「付加価値」や「自社の歴史・技術の強み」を言語化・可視化できていなかった。
- 解決 Solution
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- リニューアル1年で新規取引を3社獲得:大型加工機を持つメーカーからの受注など、狙い通りのターゲット層へのアプローチに成功した。
- 徹底した自己分析によるブランディング:業務の棚卸しと強みの絞り込みを行い、価格競争に巻き込まれない「選ばれる会社」への変革を実現。
- 動画活用による相乗効果:製造現場の動画発信により、設備メーカーからの取材オファーが届くなど、WEBを通じた新たな繋がりが生まれた。
「ホームページは作ることにあらず」。起死回生のリニューアルがもたらした上昇スパイラル
2021年、コロナ禍に代表取締役に就任された新村さま。半導体を含む自動車部品、鍛造金型部品などを主な事業としている『新川製作所』さまは大打撃を受け、業績悪化の打開が二代目としての最優先事項でした。
ホームページのリニュアールは、まさに起死回生、生き残りをかけた勝負でもあったのです。一番の目的は、新規開拓。そのために、事業内容を見直し、改めて強みを意識しながらブランディング。効果的な内容・デザインのホームページへと生まれ変わりました。動画を多く取り入れ、SEO対策にも力を入れたことも効果を高め、リニューアルから1年の短期間で、大型加工機の設備を備えているメーカーから製造依頼の新規取り引きを3社も獲得することに成功しました。
ターゲットとするユーザーへ、狙い通りの効果が上がっています。なぜ、リニューアルで効果が上がったのか。ホームページがもたらす上昇スパイラルについて語っていただきました。


リニューアル1年で、狙い通りの新規取引を3社獲得
リニューアルして1年で大きな効果があったと、うれしい報告をうかがいました。
導入した大型加工機の設備を備えているメーカーから、製造依頼の新規取り引きが3社も獲得できました。今回のリニューアルでターゲットとしたお客さまからの受注だったので、狙い通りの効果が上がっていると実感しています。名刺を配り歩いて営業していたことを考えると、「ホームページってすごいな!」と。『ウェブサポ』を選んで良かったと思いますし、担当の方の多大なサポートには本当に感謝しています。
「作る」思考を捨てる。最大の成功要因は意識の変化
以前も『ウェブサポ』を利用されていましたが、今回との違いはどこに?
前回のリニューアルは、自作ホームページやカタログのデータを流用する形でした。見栄えこそ洗練されましたが、内容はあまり変化がなく、更新もしない。今思うと、ただ”作った”だけで、ホームページの力を全く活かせていなかったと後悔しています。今回のリニューアルで成功した最大の要因は、ホームページを”作る”という思考が間違っていると気付いたこと。これに尽きると思います。

ブランディングこそ、開設の真の意義
ホームページを”作る”という思考が間違っている。その真意は?
私たちも最初にホームページを作る際、「いくらかかるのか?」という話から始まって、「タダで作れる方法がある」「それは信頼できるのか」などという議論から始まりました。でも今は、「そこじゃないんだよ、論点が完全にずれているよ」と、以前の私に対して言いたいと思うくらい、思考は変わっています。ホームページを開設する意義は、もちろん売り上げを上げるためなど費用対効果を求めるのはもちろん大事ですが、ブランディングをする上で非常に重要だと私は思います。私たちが今回、効果の高いホームページへとリニューアルできたのも、会社のことをもう一度考え直す絶好のチャンスだと捉えて臨んだことが、大きいと感じています。
業務の棚卸しから始めた、強みの再定義
リニューアルにあたり、ブランディングの再構築には多くの時間をかけました。
何が一番やりたくて、何を発信していけばいいかと『ウェブサポ』の大橋さんに相談しました。私自身も、本を読んだりして勉強をし直し、自社の歴史から再度掘り起こし、『新川製作所』の強みはどこにあるのか、全ての業務を見直す作業から入りました。そして、「これがうちの技術です」と1から10まで全部見せたくなってしまう気持ちをグッと堪え、訴求したいことを絞り込みました。正直、ブランディングという考えはなかったので、それだけでもホームページをリニューアルした価値はありました。実際に効果も出ているので、ブランディングがどれだけ重要かも体感しました。


製造業における「付加価値」の重要性
ただ”作る”だけではない、付加価値があるということですね。
同業者が横並びと言える私たちのような製造業は、付加価値のある会社が選ばれ、付加価値のない会社は淘汰されていく、この波はますます大きくなっていくと思います。ただ儲かるか儲からないかという考え方では、生き残れません。何かを作るとき、チラシを作るにもそうですが、機能や見た目といったものは確かに付加価値の一つとも言えますが、正直、同じ金額で同じクオリティのものを作ってくれるなら、どこでもいい。付加価値というのはそういうものではないと思うんです。
ホームページも同じ。『ウェブサポ』を選ぶのは、社長とか担当とか対応とか、機能以外の目に見えないものがあるから選ばれる。付加価値につける金額はありません。ホームページを”作る”と考えているから、高い、安いという話になる。でも、そんなのはナンセンス。「ホームページはホームページを”作る”ことにあらず」これが全てだと、私は思います。

起死回生をかけた、間口を広げる挑戦
新村さまの「必ず売り上げを上げる」という熱い気概が印象的でした。
私の代表取締役就任は、コロナの真っ只中で仕事は激減していました。私たちの事業は、コアなお客様に対してクオリティの高い機械を提供するという方向性で成長してきましたが、そのコアな仕事さえ減少。このままではいけないと思いながらも、なかなか突破口が見つからず、新規開拓もできない状態でした。ホームページのリニューアルもそんな時期に行いました。生き残るためには思いきったかじ取りが必要。仕切り直して、お客さまの間口をもう一度広げる方向に賭けました。起死回生をかけたホームページのリニューアルでしたから、チャレンジした結果、いろんなことが見えましたし、狙った以上の効果もありました。とても大きな財産を得たと思っています。
動画活用で広がる相乗効果
内容やデザインでこだわった点と、具体的な効果は?
動画を多く採用しました。趣味で動画を撮影・編集してYouTubeチャンネルも持つようになりましたが、素人なりでも動画の威力を感じていました。ホームページ公開後も、メイキング動画など定期的に公開して、更新頻度を上げる努力を続けています。先日、メイキング動画でクローズアップした機械を作っている企業から、動画の素材提供とインタビューのオファーが来ました。これぞ相乗効果、効果倍増の予感がしています。
アップデートを継続し、さらなるブランド構築へ
今後さらにホームページを活用して行かれたいことは?
1年目、第一段階のブランディングはできたと思いますし、効果もありました。これから重要なのは、2年目、3年目と上がっていくこと。リニューアルの時に勉強したことを活かして、今後もチャレンジし、積み上げていく。アップデートしながら継続していきたいと思います。次のステップとしては、今の強みをさらに掘り下げつつ、機能以外のブランドイメージを掘り下げる仕掛けをしていくこと。例えば、SDGsとか社長の人となりとか、社員をクローズアップするのもいいですね。数値には表れないものもブランディングしていくことで、より選ばれる会社になっていくと思います。
社員の意識改革と、3年後の未来に向けて
社員の皆さんにもチャレンジする空気が広まっているようですね。
名刺にホームページのQRコードを入れましょうと提案してくれたり、改善提案の質も上がってきたり、ホームページのリニューアルが社員の意識改革に繋がっていると感じます。驚いたのは、事務方の社員が測定や加工シミュレーションでプログラム作れるようにまでになっていたこと。自分も新しいことをやっていこうという考え方が育ってきました。確実に生産性は向上しています。
コロナ禍の打撃はありましたが、元を正せば3年後の種まきをしていなかったことこそ、今の状況を作った最大の要因です。そのことに気付けたので、今はポジティブに捉え、次の3年後に向けてやっていこうと思えるようになりました。これも、ホームページリニューアルが成功したからです。これからも、ホームページと事業のアップデートを一緒に考え、チャレンジし続けていけば、未来が開けると信じています。
制作を終えて:逆境を力に変える「本気」のブランディング
コロナ禍という未曾有の危機の中で、「生き残るために何ができるか」を問い直した新村社長。その強い意志が、単なるサイト制作を超えた「自社の再定義」を成し遂げました。名刺交換から始まる足の営業をWebが凌駕し、大型案件の獲得に繋がったのは、自社の強みを信じて磨き上げた必然の結果と言えます。社員一人ひとりに波及した「挑戦する空気」が、同社の未来をさらに明るく照らしていくことを確信しています。熱いお話をありがとうございました!

取材のご協力、ありがとうございました。
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