- 課題 Issue
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- 「口下手」な営業面の補完:夫婦二人三脚で大工一筋、営業専門の社員がいないため、自社のこだわりを伝える強力な「営業窓口」が必要だった。
- 若年層へのアプローチ:二世帯住宅などの施主となる若い夫婦はホームページで情報を集めるため、伝統工法の良さをWebで届ける必要があった。
- 差別化の可視化:木の家や自然素材の家は多いが、熟練職人にしかできない「板倉工法」の独自性と価値を正しく伝える手段を求めていた。
- 解決 Solution
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- 信頼を裏付ける「施工事例」の充実:マメな更新により、Webを見た顧客から「あそこの家をやってるんだ」と認知・信頼される循環が生まれた。
- 全広報活動の「中心」として機能:自作のお便り「丸富新聞」やイベント情報と連動させ、すべての情報をホームページへ集約し、集客のハブにした。
- 確かな反響と満足度の向上:Webを見てから見学会に来る流れが定着。既存のお施主様からも「紹介しやすい」と喜ばれるツールになった。
伝統の「板倉工法」を次世代へ。夫婦で育む、温もりと信頼のWeb発信
ご夫婦で創業から二人三脚でここまでこられた「丸富建綜」様。自信を持ってご自身で建てられる住宅を提案されています。伝統の工法にこだわる社長のご主人と活発な活動をされている専務の奥さま。お二人が助け合いながら、ホームページに取り組んでらっしゃいます。
創業32年。夫婦二人で守り抜いてきた「丸富」の歩み
丸富建綜さんについて教えていただけますか。
会社にしたのは、平成8年です。もともと社長は大工で、独立してから丸富を始めたので、創業してからは今年で32年になります。夫婦二人でここまで協力しあって続けてこれました。
丸富建綜さんの建てる「家」の特徴は何ですか?
丸富でお勧めしているのは、「板倉工法」という伝統工法の家づくりです。板倉工法は、正倉院や伊勢神宮でも用いられている日本古来の建築工法なんです。それを知ったのは20年ぐらい前でした。それまでは、誠在来工法で建てていました。
板倉工法の特徴は、日本の気候風土にあっていることです。日本には四季があります。梅雨時は湿気るし、夏はむし暑くて、冬は寒い。それを厚み30ミリのスギの板を、柱と柱の間にはめ込むことで、夏の暑さを防いだり、家の中の湿気を取ったり、逆に冬は木が呼吸するので乾燥しない、それが板倉工法の家の特徴です。
板倉工法は、普通のお宅の3倍の木を使って、しかも特殊な技術を持った大工しか建てられない、熟練した職人だけが建てられる工法なんです。だから、材料費も手間暇もかかっているので、在来工法のお宅と比べ、どうしても金額的には高くかかってしまいます。
丸富建綜は、エアコンを使わなくても快適に過ごせる家。なるべくボードやプラスチックを使わず、土と木だけで作る、将来はすべて地面に帰っていく地球にやさしい家、そういう家を目指しています。
「宣伝が苦手」だからこそ、Webに力を入れる理由
「伝統工法 板倉づくり」の家を知ってもらいたいためにホームページに力を入れているんですね。
はい。二人とも口下手で営業らしい営業ができなくても、これまでクチコミやご紹介だけでお仕事をいただいてきました。でも、今はプランを考えたり、いろいろモデルハウスを回ったりするのは、二世帯住宅でも主に若いご夫婦です。若い方は、まずホームページを見て情報を集めてから次の行動を決めるようですね。だから、なるべく現場見学会や完成見学会を開催する時もホームページに最初に載せるようにしています。
私たちも「もっと若い人向きのデザインの家のほうがいいのでは」「お求めやすい価格帯の家にしないとだめじゃないか」と迷った時もありました。でも、丸富建綜が勧められるのは「伝統工法の家・板倉づくりの家」。木の家はどこにでもある、自然の家もどこにでもある。だからこそ、丸富建綜の家はそういう家とは違うということ。それを自信を持って勧めていきたいですね。
「伝統工法の家・板倉づくりの家」をもっと知ってもらうように、ホームページで打ち出し方を考えて若い方に伝統工法の家の良さをわかってもらえるホームページにしていきたいですね。
施工事例を見ても広い敷地のお宅が多いですね。
お施主さんは主に、浜北区の方が多いので、都市部に比べて比較的、広いと思います。丸富で建てる家は、リビングはもちろん、2階まで木をふんだんに使っているので、中をぜひ皆さんに見てもらいたいですね。だから、施工事例だけは、マメに更新しているつもりです。なるべく新しい施工のお宅を見せたいし、きれいなものを見ていただきたいので。完成してすぐになるべく見てもらうようには心がけてはいます。
できれば、完成現場見学会などで見てもらって、触ってもらって、感じてもらいたいですね。お施主さんにもよく言われるんですが、「住んでみてわかったけど、丸富さんに頼んで本当に良かった」って感謝されるんです。「もっと宣伝しないと」って言われるんですが、宣伝が本当に苦手でね。
浜松商工会議所 女性会でも活躍されている太田専務はすべてに行動的な印象でした。
ホームページに対しても疑問があればどんどん質問をいただき、より効果的に使うために精力的に取り組まれています。
伴走支援で進める、今の時代に合ったサイト作り
ホームページは、もう十年以上前から始められているんですね。
最初は、ライトプランで私(専務の順子さま)が作ったんですが、もっと効果的にしたいと後からデザインを製作依頼しました。今のデザインももう8年以上経ったので、そろそろトップページだけでもリニューアルをしたいと考えています。もっと「丸富建綜」の家の良さを知ってもらうために、新築の家の中を大きな写真で見てもらえるようにしたいです。
デザインの印象や制作のススメ方はどうでしたか?
制作会社の担当者の方が、ホームページについてわかりやすく、いろいろ教えてくださりながら、一緒に進めました。原稿は社長があれこれ、悩みながら考えました。
公開してからの反響はどうですか?
もちろん、ホームページ見たよという声をお客さんからも、業者さんからもよく聞きます。「へー、あそこの家をやってるんだ」というのも聞きますし、新築のお宅を紹介させていただくと、お施主さんにも喜んでいただくのも嬉しいです。
紙のお便り「丸富新聞」と地域の絆
ホームページ以外にも「丸富新聞」という自作のお便りを発行されているんですよね。
もう、第1号から考えると30年ぐらいにはなります。途中、間が空いた時期もありますが(笑)最初は、全ページを手書きで書いてみたりしてました。だから年に1回ぐらいしか発行できませんでした。3〜4年ぐらい前から隔月に発行してます。掲載するネタさがしが大変で(笑)、苦しい時もありました。
隔月とはいえ、自社制作・自社発送なので発送を完了したらすぐ次の回の準備を始めないといけないので、毎回、苦労しています。施工させていただいたお客さんや施工をご検討中のお客様に郵便で500通ほど発送しています。あまり住宅のことは書かずに、地域の行事や(浜北区)宮口の歴史のクイズなど身近なことがほとんどなんです(笑)。ずっと送ってると何かしら声をかけてくれる方もいらっしゃいますし、業者さんやお客さんからネタの提供をいただくこともあります。ホームページにもその内容を掲載しています。
社長は、地域の『宮口まちおこしの会』にもご参加されているんですよね。
今、副会長として参加させてもらっています。年配の方がいつまでも活躍できる社会にと、花の舞酒造さんでの蔵出しの時に露店をだしたり、天竜浜名湖鉄道がいつまでも運行できるようになるべく乗る活動だったり、宮口のまちのいいところを宣伝してPRしようと楽しく活動をしています。浜松市と浜北市が合併してもう10年がたち、年々、浜北らしさが薄れてきてしまっている気もするので、まだがんばりたいと思います。
ホームページは「すべての窓口の中心」
ホームページの更新は主に奥さま(専務)だそうですが、奥さまも外部の活動でもお忙しいと聞いています。
「施工事例」と「お知らせ」しか更新ができていませんが(笑)。お互いに相手を尊重して、応援するようにしています。あまり口をださずに。(笑)
お忙しい中でもホームページに時間をさいたり、特に力を入れているのはどうしてですか。
丸富の建てる家の良さは見てもらうのが一番だと社長も私も思ってます。簡単には伝わらない。でも、伝えなきゃいけない。その伝える手段の真ん中に位置するのが、ホームページだと思ってるんです。チラシとかパンフレットとかいろいろあるけど、すべての中心になるのがホームページだと。ましてや営業専門の社員なんているわけじゃなく、私たち二人しかいませんから。
特に若い世代の方たちはホームページを良く見てから見学会に参加したり、問い合わせをするようです。だから、「土地の事」「住宅ローンの事」「初めての家づくりの事」「家の構造の事」など丸富が何をやっているか、わかるようにしとかなきゃいけないと思っています。ここに行けばこういうのを教えてくれるとか、これに行けばこういうの見せてくれるとか、そういうのが明確になっているホームページが今は求められていると感じています。
今まではクチコミだけでお客さんが来てくれてました。でも、今はクチコミを聞いても、最初にホームページを見る。もし、ホームページがしっかりできていなかったり、何も載っていなかったら「ああ、なんだ」で終わってしまいます。今ではホームページがすべての窓口の中心です。時間がなくても更新が大事なことは十分分かってるので、これからもしっかりやっていきたいですね。
まだまだ頑張って、何かしら仕掛けていこうかと思ってますよ。家づくり講座とかやっていきたいと考えています。事務所だと手狭なので、どこかの会場を借りちゃってね。ホームページには、今後はこだわりの部分や家づくりの豆知識など、伝統工法の良さが伝わる記事を増やしていこうと考えています。
インタビューを終えて
お二人だけで全部、やれているのはスゴイと思います。社長と専務、お二人とも精力的に外での活動を活発に行ったり、新しいことにも取り組んだり、積極的に新しいことを勉強に行かれたり、本当に感心させられます。ありがとうございました。
制作を終えて:木の温もりと夫婦の情熱を全国へ届ける窓口に
「板倉工法」という素晴らしい伝統を守り、一軒一軒に魂を込める丸富建綜様。口下手だとおっしゃる社長に代わり、順子専務がWebという窓口を通じて、その「職人の技」と「地球への想い」を丁寧に発信されています。30年続く「丸富新聞」同様、ホームページが地域と若い世代を繋ぐ架け橋であり続けるよう、これからも全力でサポートさせていただきます。貴重なお話をありがとうございました!
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