受け手目線のリニューアルで問い合わせが30倍!
株式会社鈴木スプリング製作所
代表取締役社長 鈴木 一史 様
営業購買本部 堤 研太竜 様
管理部総務課 金崎 紀恵 様
https://www.s-sp.co.jp/
創業90周年を迎えた『鈴木スプリング製作所』様は、自動車部品を中心とした老舗ばねメーカーとして、ものづくりを支えてこられました。
時代の変化に合わせ業態や取引先を拡大し、最近では医療分野や他業種への展開も推進していこうという動きの中、会社の顔となるホームページを全面リニューアル。
特に新規取引先開拓を狙い、“お客さま目線の発信”に改革することで、情報発信力が大幅に向上され、問い合わせ件数が約30倍増加するなど、即効性の高い効果が表れています。
老舗のモノづくり現場が時代の変革へどのような取り組みをしているのかを含め、効果の高いホームページにするポイントをお話いただきました。


創業90周年記念トロフィーを製作したご縁で、浜松商工会議所推奨のホームページ作成サービス『ウェブサポ』でのホームページリニューアルをお決めになったそうですね。
鈴木さま:トロフィーは、協力メーカーの皆さまに感謝の意を表してお配りしたもので、大変喜んでいただきました。
制作にあたって、MPさんをご紹介いただいたのは、藤本工業さんなど『ウェブサポ』でホームページを運用し、効果を上げていらっしゃる、地元のモノづくりの会社の方々でした。
ホームページのリニューアルに、浜松商工会議所推奨のホームページ作成サービス『ウェブサポ』を選ぶのは自然な流れでした。
ありがとうございます。企業として歴史が続く秘訣など、これまでのあゆみをザッと教えていただけますか?
鈴木さま:私たちも正直、創業当時のことは記録でしか知りませんが、元々は織機用のばね需要からスタートしたと聞いています。その後バイクの普及、自動車部品へのシフトなど、産業の発展とともに業態を伸ばしてきました。
ばねが欲しくてもどこに頼んでいいか分からない、そんな声に応えて創業者が始めたのが原点ではないかと推察しています。
そして、時代が変わるたびに、今のニーズに応える姿勢が、続いてきた要因ではないでしょうか。
昨今はEVやAIの進展で自動車の必要部品数自体が減りつつあり、このままでは先細りするという実感もありますが、この危機感が逆に新しい市場への挑戦を後押ししています。
ものづくりの現場や取り扱う製品は、時代と共にどうシフトしてきましたか?
鈴木さま:本当にここ十数年で大きく変わりました。従来はエンジンやトランスミッション周りの部品が花形でした。
しかしEV化が進むにしたがって、 ばねをはじめとする部品の需要は目減りしていくのが目に見えていました。
そこで約10年前から”変わらないもの”として自動車内装部品、シートや室内空間に関わるパーツへ注力。付加価値の高いユニット提案や、医療・建築・模型など異業種向けに事業領域を広げています。
今は売上の15~20%を非自動車市場が占めていて、将来的にはさらに多様化していきたいと考えています。


ホームページをリニューアルして、具体的にどんな変化・効果が出ましたか?
堤さま:本当に劇的な効果がありました。一番驚いたのは新規問い合わせ件数が月換算で約30倍に増えたことです。
営業や経営陣の元に「ホームページを見て知りました」「こういうばねは作れますか?」という連絡が、毎日10件は来るようになりました。
以前はほとんどゼロ、あっても見積もりリクエストが来る程度でしたが、今は自動車だけではなく、医療やプラモデル、ヴィンテージカーの補修部品まで、本当に多彩なご相談をいただいています。
金崎さま:またリクルートにも効果てきめんで、中途採用の募集にあたっては「ホームページを見た」という応募者が必ずいました。
特にエントリーシートをウェブ経由で即時送れる仕組みを組み込んだことで、応募者・対応側双方の手間がずいぶん減り、優秀な人材確保のチャンスが広がったと思います。
リニューアルで効果が上がったポイントはどこだと思いますか?
堤さま:以前のサイトはとにかく、発信力・親しみやすさ・情報の鮮度、全てにおいて弱かったと思います。
特に、自分たちの高い技術力を伝えるんだ!と、小難しい業界用語を多用した自己満足なホームページだったと思うんです。
それゆえに、文字ばかりで会社の雰囲気もわかりづらい内容・デザインで「何の会社かピンと来ない」と言われることもありました。
金崎さま:更新もされていないため、元気がない会社と受け止められていたんでしょう、リクルートにもマイナスだったと思います。
堤さま:動画や写真のおかげで、「ばねの会社」であることがまず伝わり、モノづくりの現場の雰囲気や製品の多様さが分かりやすく表現され、さらに高い技術力もしっかり伝わる仕上がりになっています。
その結果、新規お取り引きの問い合わせが増え、多様なジャンルのオリジナルばねのご要望が広がったと感じます。


リニューアル作業で印象に残ったエピソードは?
堤さま: プロのカメラマンさんに撮影していただいた際「誰もが見て、ばねだと分かる製品をメインにしましょう」と助言をいただきました。
とてもハッとしましたね。自分たちが発信したいことと、第三者、つまりお客さまが求めているものは違うと気付かされたエピソードでした。
ついつい、自分たちの技術力が詰まったオーダーメイドのばねを見せたくなっていたんですよね。前回の二の舞になるところでした(笑)
鈴木さま:ホームページを作りながら、自然とメインカラーが決まっていって、コーポレートカラーになっていったのは面白いなと思いましたね。
ホームページを作ることで自分たちの会社をもう一度見つめ直すこともできたと思いますし、効果のある発信方法も学ぶことができました。
金崎さま: リクルートの部分は、誰を登場させるか人選に悩みましたが、MPさんの助けもあって、等身大の社風を伝えられる仕上がりになったと思います。
今後、少しずつ社員紹介を活用できていければと思っています。
今後のホームページ活用・発展のご要望やイメージは?
鈴木さま: 今後は、より営業効率を高めるため、簡易見積もりやECサイト的な要素を取り入れたいです。
たとえば、特注部品の見積もりが自動計算できたり、規格品ならその場でカート購入できる、そんな機能があれば「1個だけ欲しい」といった要望にも即応でき、現場とWebをシームレスにつなげることができると思うんです。
堤さま:ヴィンテージカーや部品のサポートがなくなってしまった古い工作機器のばね1点からでも気軽に相談してもらい、効率良くお客さまの「困った!」に応えていきたいですね。
付加価値のある製品を伸ばしていきつつも、大量生産が必要な規格品もこれまで通り対応していく。時代の流れに乗りつつも、変わらないモノもあるので、そこは土台として守っていきたいという想いです。

最後に、今ホームページを持とうか迷っている方にアドバイスをお願いします。
鈴木さま:今やホームページは、名刺以上に会社の顔です。スマホの普及・情報の即時性からしても、多くの人がまず会社概要をWebで検索するのが当たり前。
発信せずに待っているだけの時代はもう終わりで、「知られればつながる」ための一番効率的な武器がホームページだと思います。特に採用や新規開拓を強化したいならなおさらです。
どんな規模・歴史でも、時代に合わせて情報発信することが、これからの成長を支えてくれる。そんなホームページが『ウェブサポ』なら可能だと思います。
90年の歴史の中で紡がれてきた「変化を恐れず挑戦し続ける姿勢」を、ホームページのリニューアルでも見せていただいたように思います。ありがとうございました!
